一枚の絵が完成した(オーダー作品)。
![](http://yukahorii.com/wp-content/uploads/2022/12/IMG_4976-800x999.jpg)
■F8号455mm×380mm
■アクリル絵具×キャンバス
■2022年12月
先日、玄関に飾る絵を描かせていただいたご夫婦のご自宅に飾る
家族のお守りとなるような、家族を見守る絵。
▼ご夫婦からいただいた言葉(このキャンバスの下地に絵具でこのメッセージを残した)
ーーー
何気ない日常が
最高の1日となるように
この幸せを当たり前と思わず
感謝の気持ちを忘れない
ーーー
▼お二人の言葉を受け、私が感じ・想いながら描いた言葉
ーーー
おかえり
ただいま
ありがとう
ごめんね
嬉しい
楽しい
ありがとう
が言える関係 その場所 Home(家)
長い年月の中で 楽しい時も 笑顔あふれる時も
時に喧嘩することもあるでしょう
でも そんな日々起こる何気ない日常こそが宝物
二人が共に その日常を 積み重ねていくことこそ
奇跡の時間
ーーー
![](http://yukahorii.com/wp-content/uploads/2022/12/IMG_5009-800x600.jpg)
私は絵を量産できるタイプではない。
一枚描くのに数ヶ月かかったりする。
キャンバスを前にしても
全然筆が進まず、
“結局描けなかった”
という時もある。
絵には必ずエネルギーがのるから
自分が体調不良の時は
オーダー作品の絵を描くことは控えたりする。
きっと、こんなやり方は非効率だし
不器用だと自分でもわかっている。
でも私が大事にしたいのは、
自分に正直でいたかったり
自分の感覚に誠実でいたい
ということだったりする。
だから、それを守ためには(今の自分の力量では)
誰に何を言われようと、そのスタンスでいいと思っている。
![](http://yukahorii.com/wp-content/uploads/2022/12/IMG_5158-800x939.jpg)
廊下に飾られた写真とメッセージが届いた。
この絵を飾ることで
お二人の中で改めて言葉にはしていないけれど
共有している大切な何かがあったように感じた。
絵はお渡しして終わり。
ではない。
私の場合
ここからが始まり。
ここから始まる物語。
いつかこの絵に筆を入れる日が来るのかもしれない。
この絵と向かい入れてくれた方々と紡ぐ物語がある。
いつか来るその日のために
人としての器を広げていたい
人として成長していたい
そして
もっと自分に夢中になって
その時の自分を精一杯生きていたい
それが私の道を進むということ。
ありがたいご縁に感謝しています。