【sold out】
■F12サイズ (606×500mm)×2
■アクリル絵の具
■2022年4月
苦しい時期を共に過ごし、もがきながら最後納得する形で終わりにできた絵。
この絵を見ると、私自身が泣けてくる。
その時のことを思い出すのか、絵のエネルギーが私に共鳴するのか。
きっと両方。
絵を描く。
それは、 絵でうまく表現する事ではなく
絵を通して自分と対峙し向き合い
かっこ悪い私も未熟な私も受け入れ諦め受け入れる。
自己受容していく。それをキャンバスにのせる。私の場合。
すなわち私の生き様。だから自分の絵を見て私自身が泣けるんだ。
▼エピソード
遠隔で高い精度でエネルギーを視れる方から、知り合いを介して連絡があった。
「この絵が波動がいいので向かい入れたい」と。
絵には必ずエネルギーがのる。その感覚を信じさせてくれた出来事。
ーーー
納得いかず何度も何度も描き直したり
↓
やり直してみたり、
↓
それでも納得いかないから剥がしてみたり、
↓
もう捨ててしまおうかと思った。
↓
潜って潜って、深く深く潜って
沢山の孤独と共に、
他の者になろうとすることを諦め、
長くて暗いトンネルの中、
自分に還っていく旅路だった。
抜けた先に光が現れた。
*2022年5月個展「名前のない作品展」出展
*2022年8月「Independent Tokyo 2022」展示作品