新たな出会いと
懐かしい再会と
大切な人たちとの時間と。
『縁』
に想いを馳せることの多い 最近だった。
残るものは残るし
過ぎ去るものは過ぎ去っていく。
新しく広がるものもあれば
深まるものもある。
通り過ぎたはずのものが
また交差することもある。
そこから始まる物語もある。
20年振りに再会した方たちとの時間に
当時からそのままの私を見てくれていた安心感と、
変わりようのない絆に触れ
「ありのままの自分を認めていなかったのは他の誰でもない、自分だったのだ」と笑えた。
過去に手放したはずの仕事のご縁が、また違う形でつながったり。
新たにチャレンジしている分野では、亡き父がつないでくれたご縁に助けられたり。
他にもあげたらキリがない。
縁は(時は)
過去から未来に流れているのか
未来から過去に流れているのか
それとも今にすべてあるのか
不思議な感覚になることが多かった。
時を超えて
そんな一見わかりにくい
現象として見えないものに
私たちはどれだけ支えられているのだろう。
気づいていないことも含めて。
個展でこんな絵と言葉を残している。
織りなす
人生で起こる
あまたの出来事
人生で行き交う
あまたの縁
交差するそれぞれの人生
そこで生まれる物語
どんな縁も
そこで起こる
どんな体験も
それぞれの人生を織りなす
かけがえのない宝物
2024年6月個展
解き放つ 〜絵と言葉の世界にて〜 より
縁も出来事も
それぞれの人生の物語の一部として
交差し織りなされる
『袖振り合うも多生の縁』
私の人生に彩りを加えてくれてありがとう。
出会ってくれてありがとう、と折に触れては想う。