*想い
雪が空を舞う 風のない静かな夜
■F4号 333mm×243mm
■アクリル絵具×キャンバス
■2021年7月
▼エピソード
風がない中で降る雪は まるで空を舞っている。
日が落ちて、しんとした静かな夜。雪の中の独特な静けさ。どこか懐かしいような感覚。雪の季節を身体全体で体感する美しさは言葉にならない。
2021年11月のグループ展で、
私のブースを見てくれている青年がいた。声を掛けてみると「あれは雪の絵ですよね」と。よく聞くと北海道出身の方だった。話を聞く中で彼の豊かな感性で見えている雪の美しさが手にとるように理解でき、この絵を通して、その感覚を共有できる嬉しさを体感した一枚。
*2021年11月グループ展出展作品