思う通りに
うまく行かないことも多いけれど
それでもやっぱり
描くことは楽しい。
────
これは絵を描き始めた最初の頃の作品。

何もかもが手探りで
ただただ自分の感覚を頼りに
手を入れていた頃。
(今もそれほど変わりはないけど)
お気に入りの作品だった。
久しぶりに探してみたけれど
見つからなかった。
その代わりに、
この絵を塗りつぶして
新たに絵の具が重ねられた
模索途中の未完成のキャンバス(絵)が出てきた。
自分を信じられなくて
壊してしまった絵が
写真フォルダにたくさん残されている
私にとって絵を描くことは
「"自分を信じる"ことを積み重ねる」
その営みでもある
『自分を信じることを積み重ねる。』より
その時のことを覚えてもいないくらい
当時の私は、
自分の感覚を信じられず
自分の感覚を認められず
もがいていたのだろう。
今なら胸を張って
「お気に入りの作品」
と言える。
自信があるとか
自信がないとか
そういうレイヤーの話ではなく
その後に起こった
様々な人生の出来事を通して
諦めにも近い感覚で
自分を生きるという「覚悟」が
深まってきているのかもしれない。
今新たに、
この絵に絵の具を渡してみようと思う。
思う通りに行かないかもしれないけれど。
