【御礼】2025個展（札幌）を終えて

先月札幌にて開催した
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堀井由香／ Yuka Horii　個展 2025

美しさと醜さと
〜絵と言葉の世界にて〜
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を無事終えることができました。

今回初めて、
価格を提示して展示する
という新たな挑戦をしました。

そこには、
一歩踏み出したからこそ見えた世界がありました。
一歩踏み出したからこそ味わった感情がありました。

一つ前の投稿でも書きましたが、何より

自分で自分のこれまでの歩みに誇りを持つこと。
自分のこれまでの選択を認めてあげること。
それを守ってあげられたこと。
それを自分にしてあげられたことに、
静かな喜びがあります。

自信といういうのは漢字の如く
自分を信頼するという
その積み重ねで培われるものなのだと
改めて実感しています。

＊

「個展」は「展示」とは違い
空間全体も含めて

どう表現するのか
何を表現したいのか

を問われ試される場だと感じています。

「インテリアとしての絵」を描いているわけではなく
（描きたくても描けない！）
「自分の内側から湧くものを表現している」私としては
自分の内側に向き合い自分を整えていくことは
とても大切なプロセスです。

どうしても「絵や紡ぐ言葉」には人生がのるし
自分の内側の変化は如実に現れる。
日々のあり方が現れる。

自分が目指したい表現はなんなのか
つまりそれは、

『自分はどんな生き方がしたいのか』

やっぱりそこに尽きるのだとも。

だからこそ
表現の技術を磨いていたいと思うし
何より自分の内側を整え耕していたい。

２年ほど前に出会ってから、
ことあるごとに大切にしている言葉。

『目に見えるものは、目に見えないものに支えられている』

自分の内側という目に見えないものを
目に見える形で絵や言葉で表現しているからこそ
目に見えない部分こそ大切に耕していたい。

胆力を試される出来事は
日々たくさん起こるけれど
一つ一つ丁寧に選択していたい。

未熟な自分もたくさん露呈するけど
そこに向き合いすったもんだすることこそ
生きるということなのかなとも思っています。